各種制限についてご注意ください。
- ブラウザの制限:
- 多くのブラウザはURLの長さを約2000文字に制限しています。例えば、Internet Explorerでは2083文字、Google ChromeやMozilla Firefoxでも同様の制限があります。
- サーバーの制限:
- 一部のサーバーやプロキシは、URLの長さに制限を設けていることがあります。この制限はサーバーの設定やセキュリティポリシーによって異なる場合があります。
- URLエンコード:
- 日本語のような非ASCII文字を含むデータは、URLエンコードされるため、実際の文字数よりもURLの長さが増えることがあります。例えば、「あ」という1文字はURLエンコードされると「%E3%81%82」のように6文字に変換されます。
これらを踏まえた具体的な計算例を以下に示します。
具体例:日本語文字のURLエンコード
日本語の「こんにちは」という文字列をURLエンコードすると、「%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF」となり、これは21文字です。
では、実際に送れる日本語文字数は?
ブラウザの制限が2000文字の場合、URLエンコードされた日本語の文字数は次のように計算できます:
2000÷6≈3332000÷6≈333
したがって、ブラウザの制限内でGETメソッドを使用して送信できる日本語の文字数は約333文字となります。ただし、実際にはURLの他の部分(ドメイン名やパラメータ名など)も含まれるため、もう少し少なくなることがあります。